インターネットサーバ 『e-Elic's』 のセキュリティパッチが引続きワンク リックで適用可能になりました!

この度クララオンラインは、クワンティ様のElic'sを導入されている、 約320校の小中高校向けに、Linuxセキュリティアップデートサービスでご提供しているRedHat Linux向けセキュリティパッチをご提供させて頂きます。

今回のご提供は、国内の学校現場におけるインターネットセキュリティレベルを維持し、かつ安心した接続環境のもとに21世紀を担う世代がイ ンターネットを利用できるよう、無償でご提供させて頂くものです。

従来、RedHat Linuxは、RedHat社より無償でセキュリティパッチが提供されていましたが、2004年春までにRedHat Linux 9までのバージョンに対する提供が完全に停止され、新たにOSを導入したり、他のディストリビューションへの変更を余儀なくされておりました。しかしサーバOSとしても使用されている性格上、継続的かつ安定的な運用を行うことは不可欠で、現状のソフトウェア構成を維持したままセキュリティ対策を行うサービスが求められておりました。
クララオンラインは、2004年 3月に本サービスの提供を開始し、すでに 120件近いセキュリティパッチを発表しており、多くの上場企業・大学・研究機関・インターネットサービス会社等でご利用頂いております(2004年12月末現在)。

日本の小中高等学校におけるインターネット接続の普及度は年々高まっておりますが、同時にセキュリティ対策も高いレベルで維持することは欠かすことの出来ない課題である言えます。また、今後の社会を担うべき世代が学ぶ環境において、日々新たな問題が発見されるネットワークセキュリティをより強固なものにすることは、社会的な使命も感じられるところであります。当社が提供いたしますセキュリティパッチを Elic's を導入されている学校でご利用いただくことで、サーバの管理を簡単なものにしつつも安全な環境を構築していただくことができるものと考えております。


株式会社クララオンライン
代表取締役 家本賢太郎

インターネットサーバ 『e-Elic's』 のセキュリティパッチが引続きワンク リックで適用可能になりました。

Elic'sはRedhat Linux7.2、7.3と、Red Hat Enterprise Linux ES2.1をベ ースに稼動しています。Redhat Linux7.2、7.3(および8.0、9)のセキュリティパッチが2003年末をもってRedhat社からの提供が停止されたことによりネットワークの安全性確保が困難な状況にありました。(RHEL ES2.1 は除く)

ネットワークセキュリティ、インターネットサーバはインターネットを介した外部、部外者からの脅威、攻撃に備えるだけで安全が確保されるものではございません。昨今顕著になって参りました情報漏洩問題(事件)に関 してはそのほとんどが内部関係者が関わったとも報じられております。

何度も耳にされたとは思いますが、ネットワークセキュリティは、内外のシステムを固め、運用ルールを作り従い、物理的な盗難にも備えなければなりません。そして、残念なことではありますが、性善説ではなく性悪説で取組む姿勢でなければ、生徒、先生、関係者の情報が守られないのです。

OS(コンピュータが動くために必要不可欠な土台)のセキュリティパッチ(セキュリティホール(穴)と言われる不正侵入者の侵入ルートを塞ぐ修正プログラム)は安全なインターネット利用に必要不可欠です。

Redhat社からの供給が停止したセキュリティパッチを米国PROGNEY社と協業して日本国内はじめアジア圏で提供しているクララオンライン社の家本社長に相談と提供依頼しましたところ、快諾頂きElic's既存ユーザ様に無償で提供頂けることとなりました。

クワンティでは、クララオンライン社様より提供頂きますセキュリティパッチを社内のElic'sスタンダード環境(カスタマイズやプログラムの追加 を行わない環境)で稼動確認し、以前同様Elic'sの管理画面からワンクリックでセキュリティパッチが適用されるように致します。

引き続きElic'sをご利用頂き、ご意見ご要望頂けます様、心よりお願い申 し上げます。


クワンティ株式会社
代表取締役 寺澤陽一郎